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「こまぎれ」「ながら」で、からだを動かしましょう!

[2025.02.09]

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。

つい室内でゴロゴロ過ごしたり座りっぱなしになってしまいがちですが…

体を動かさないでいる時間が長くなると、高血糖や高血圧、脂質異常症、筋肉が衰える等、様々な健康上のリスクが高まります。

 

でも寒い中、外に出て運動するのは、なかなか気が進まない方も多いのではないでしょうか(私がそうです...)。仕事や、家事育児、介護等で忙しく時間の取れない方もいらっしゃるかと思います。

 

そのような方には、「細切れ運動」をおすすめします。

運動療法といえば、基本的には20分以上の持続が望ましいとされていますが、難しい場合は細切れの簡単な運動やストレッチでも十分に効果があるといわれています。

 

2016年に米国糖尿病学会で発表された、運動や身体活動についてのガイドラインでも、座ったまま過ごす時間が続く場合は30分ごとに立ち上がって身体を動かすことが推奨されているようです。

30分ごとというのは、なかなか難しい時もあるかもしれませんが、少し意識しながら足踏みやラジオ体操、簡単なストレッチをしてみてはいかがでしょうか。気分転換にもなるかと思います!

日本糖尿病協会で紹介されている「2分簡単エクササイズ」も、簡単で楽しいです。

当院院長が監修した、ルー大柴さんの「ジムジム体操」もおすすめです!

 

特別に時間をとらなくても、テレビを見ながら、家事やデスクワークしながら、または移動中など、「ながら」体操でも実施できます。

 

また運動にこだわらず、例えば床掃除や窓拭きを丁寧に行ったり、買い出しの時に遠回りして歩いて行く、エスカレーターでなく階段を利用するなど、生活の中で活動量を増やすのもおすすめです。

できる範囲で少しずつでも、毎日続けていくことが大切になります。

一緒に頑張りましょう!

参考: 糖尿病ネットワーク 座りっぱなしが続く場合は30分ごとに軽い運動を 

           

看護師/東京糖尿病療養指導士  京本

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