休肝日は必要?
こんにちは。管理栄養士の赤羽です。
7月に入り、暑い夏も間近となりましたね。
これからの季節はさっぱりとした食べ物や冷たいアルコール飲料が増えるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、上手な休肝日の作り方についてご紹介します。
(お酒の種類や1日の目安量については「年末年始、飲みすぎにご注意を!お酒のお話」をご覧下さい)
〇 休肝日 = 週1日以上飲酒しない日を作る
少量でも飲酒があれば肝臓は休まりません。
1回量を減らすのではなく、飲まない日をしっかり作ることが大切です。
「月曜日は休肝日」のように、具体的に決めていただくと行動に移しやすいと思います。
休肝日は酒代の節約にもなります。一度計算してみるのも良いかもしれませんね。
〇 週に2日程度の休肝日を作る
習慣的な飲酒は、飲酒量が増加する危険性があります。
アルコール性の肝臓病や、アルコール依存症を予防する為にも、週2日程度の休肝日を目指しましょう!
いきなり中止は寂しい、雰囲気だけでも!という方はノンアルコール飲料を取り入れていただくのはいかがでしょうか。
栄養相談中にも、いつもの1本をノンアルコール飲料に変えて1回量を無理なく減らせた!休肝日が作れた!と嬉しいご報告を受けます。
商品によってはエネルギーや糖質等も「ゼロ」のものがあります。
選び方や「栄養成分表示」の見方が分からないという方は、お気軽に管理栄養士にご相談下さい。
詳しくは主治医の先生にご相談ください。
管理栄養士/日本糖尿病療養指導士 赤羽
参考文献
厚生労働省 e-ヘルスネット
公益社団法人 アルコール健康医学協会