メニュー

コツコツ丈夫な骨づくり!!

[2023.07.18]

こんにちは。管理栄養士の外間(ほかま)です。

骨粗鬆症とは、骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。

特に女性に多く、閉経後に女性ホルモンが減少し骨の量を低下させます。

最近はマスク生活、ステイホームの日々が続き、日光浴をする時間が減少しており、大人だけでなく子供のビタミンD不足で小児の骨折も増えています。

ビタミンDが不足すると、将来、骨粗しょう症になりやすく骨がもろくなります。そうすると転倒して尻もちをついたりなどのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。

今回は骨粗鬆症、骨折予防のための骨づくりに欠かせない3つの栄養素についてお話しします。

 

〇カルシウムの多い食品 (骨の材料となる)

・乳製品(牛乳、ヨーグルト) ・サバの水煮缶 ・小松菜 ・木綿豆腐

・小魚 ・海藻類 ・チーズ など

👉乳製品のカルシウムは魚や野菜に比べてより多くのカルシウムを効率よく摂ることができます。

 

〇ビタミンDの多い食品 (カルシウムの腸管からの吸収を助ける役割)

・さんま ・イワシ ・シラス干し ・鮭 ・きくらげ ・卵 

・きのこ類 など 

👉ビタミンDは紫外線作用で合成されます。日光を浴びると皮膚でビタミンDが合成されるため、適度な日光浴も大切です。

 

〇ビタミンKの多い食品 (体内に取り込んだカルシウムの骨沈着の際に必要)

・納豆 ・モロヘイヤ ・春菊 ・菜の花 ・ほうれん草 ・小松菜

・わかめ ・ブロッコリー ・緑茶 など

👉近年、丈夫な骨づくりに欠かせない栄養素として注目されています。

 

そして。。。太陽光は最高の栄養素です!!

食事+日常生活で運動やお散歩を取り入れましょう。

15~30分程度の日光浴でもビタミンD生成の効果はありますよ。

 

なかなか普段は気にかけない骨密度ですが、検査を受けておくことで骨粗鬆症の早期発見や進行を予防することができます。当院では超音波法による骨密度測定を実施できますので、気になる方はぜひご相談ください。

 

管理栄養士 外間

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME