メニュー

ラーメンは食べてはダメ?

[2023.12.04]

こんにちは!
12月に入り、今年も残り1ヶ月となりましたね。

栄養相談では「ラーメンは我慢してます」「止めました!」とお話して下さる方は多いですが、やはりラーメンは美味しいので我慢するのも大変ですよね。
何となく栄養バランスが悪いイメージはあると思いますが、ラーメンと上手に付き合うために、今回はなぜ控えた方が良いのか、また、食べる際の注意点をご紹介したいと思います。

ラーメンを控えた方がよい理由として、以下の2点があります。

①炭水化物、脂質、塩分が多く、エネルギーも決して低くない

味にもよりますが、栄養バランスが偏りやすいメニューです。

②早食いになりやすい

麺類は噛まなくても飲み込みやすく、早食いになりやすいです。
早食いは満腹感を得るのに時間がかかる為、食べ過ぎにつながりやすく、食後の高血糖、体重増加の原因になります。

そこで、ラーメンは毎日ではなく、頻度は多くても1~2回/週、昼食に召し上がるのが理想です。
そしてラーメンを食べる際には、下記の点に注意して頂くことをお勧めします。

①なるべくノンフライ麺を選ぶ

ノンフライ麺は、揚げ油を使わずに温度や湿度を調整して作られている為、フライ麺と比べてエネルギーと脂質が抑えられます。

②添付の調味量は全て使わず残す、塩分の多い食品は意識して減らす

カップ麺の塩分量は約4~6gで、スープに多く含まれています。
添付の調味料は全て使わずに残し、汁もなるべく飲まずに残すのが理想です。
また、ラーメン以外の食事は塩分の摂りやすい汁物や漬物、加工品は控えて、調味料の使い方にも気を付けましょう。

(一日の食塩摂取目標量については「減塩のすすめ」をご覧ください)


③不足しがちなタンパク質や野菜を追加して先に食べる

前日の残りのおかずや冷凍食品等でも構いません、タンパク質と野菜を追加しましょう。
保存の効く乾燥わかめや、スーパーやコンビニで100円程度で売っているスライスねぎなどを入れるのもおすすめです!

④主食の重ね食べはしない

麺の大盛りや、ミニ丼、おにぎりと一緒に食べてしまうと、高エネルギー・食後高血糖の原因になります!

ここはぐっと我慢しましょう。

この他にも、袋麺やカップ麺など、ラーメンには食品添加物が多く使用されており、腎臓に負担がかかる可能性も否定出来ません。

食べないという選択肢もありますが、工夫次第で選択肢は広がり、食事をより楽しんで頂くことができます。外食の際も③④の注意点を意識してください。
今月はクリスマスや忘年会の予定もあると思います。飲み会の後の〆のラーメンは…やめましょうね笑

適量意識とちょっとした工夫で楽しい年の瀬になりますように!

管理栄養士/日本糖尿病療養指導士 赤羽

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME