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足のケアと糖尿病神経障害

[2022.04.08]

新年度となり、新たにスタッフとして加わりました看護師の和田幹子と申します。

足のお手入れについてお話をさせて頂く機会があると思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

やっと暖かくなり、春めいてきましたね。春は足元が気になる季節です。

暖かくなり、歩く機会が多くなるとともに靴ずれや白癬(水虫)などが増えてきます。

これらが原因で「糖尿病足病変(とうにょうびょうあしびょうへん)」を引き起こすことがあります。糖尿病で治療を受けている方の足に傷ができたり、皮膚の変化があったら「痛みがないので大丈夫」と思わずに是非一度スタッフに声をかけてみてください。末梢神経障害がある方は痛みを感じにくいことがありますので、要注意です。クリニックでは、看護師が足を見せて頂き、ケアの方法をお伝えすることができます。

糖尿病の3大合併症は網膜症・腎症・神経障害といわれていますが、その中でも神経障害は早い時期から進行することがあります。そこで、さいしょ糖尿病クリニックでは「DPN(糖尿病性末梢神経障害)検査」を導入しています。

この機械をくるぶしの付近に当てて、微量な電気刺激を流すことで神経が伝わる早さなどを測定することができます(検査中は少しピリピリと感じることがあります)。検査は10分ほどですぐに結果も分かります。神経障害の可能性を早い時期から発見でき、経過観察をすることができますので、糖尿病の自己管理にも役立ちます。ご希望がありましたら、是非院長やスタッフにご相談ください。

 

看護師/日本糖尿病療養指導士 和田幹子

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