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健診のススメ

[2022.04.21]

定期的に医療機関に通院されている方は、「わざわざ健診を受けに行かなくても、定期的に血液検査をしてもらっているから大丈夫!」とお考えかもしれません。

ところが、血液検査だけでは分からないこともあるんです。

例えば「がん」などは、健診や人間ドッグでの画像診断や便潜血検査が、診断方法としてとても有効です。

 

実は、糖尿病患者さんのなかには、すい臓がん、肝臓がん、大腸がんなどにかかる方が多いと言われています。

過去の統計では、糖尿病にかかっていると「がん」にかかるリスクが約2割増加するという結果も報告されています。

なぜ糖尿病患者さんに「がん」が多いのか、まだ、はっきりとした理由は分かっていませんが、肥満、運動不足、ストレス過多、喫煙など糖尿病と「がん」の間には共通の危険因子が多く存在することが知られています。

 

医療の進歩で、「がん」は早期発見により確実に治療できる病気となりつつあり、健診でできるだけ早期にがんを見つけることはとても意義のあることです。

 

糖尿病治療の一環として、ぜひ健診や人間ドッグの受診もご検討ください。

 

看護師 道京

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