保険証はお忘れなく
マイナンバーカードが保険証としても利用できるようになることが話題になっていますね。
今回はその保険証についてお話させて頂きます。
保険証は医療機関にとっては医療費の請求に関わる大事な書類です。
医療費の請求先に変更がないかどうかを確認するために、皆様から毎月保険証を確認させて頂いております。
保険証の種類は大きく3つに分かれます。
〇社会保険制度 〇国民健康保険制度 〇後期高齢者医療制度 です。
社会保険制度はさらに16種類に分かれていて、保険証もそれぞれ異なり、中には顔写真が入っているものもあります。
社会保険証はプラスチック加工されているものが多いのですが、国民健康保険証は紙のものもあるので、汚れたり、曲がったりして保険証の番号がわからなくなってしまわないようにして下さい。
それに加えて70歳~74歳の方が対象の「前期高齢者医療制度」があり、70歳~74歳の方には社会保険証・国民健康保険証に加えて「高齢受給者証」が交付されています。ですので70歳~74歳の方は、医療機関を受診する際には必ず「保険証」と「高齢受給者証」の2枚をお持ち頂く必要がありますのでご注意ください(自治体によっては1枚になっている場合もあります)。
皆さんは保険証をどこに保管していますでしょうか?
財布に入れて常に携帯されている方、家の中に保管場所を決めて保管されている方。保管方法は様々かと思います。ただ、ここで重要なのは自分以外のご家族にも保管場所を知っておいてもらうことです。万が一、救急車で搬送された場合など保管場所がわからないと大変です。ご家族と同居されていない方もこれを機会に確認して頂ければ幸いです。
医療機関を受診する際は診察券と保険証を忘れずにお持ちいただければと思います。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
受付/医療事務 市村