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穀物由来食物繊維を食生活に取り入れよう!

[2022.01.28]

「オートミールダイエット・食物繊維たっぷり~!」なんていう広告をインターネットで見たことはありませんか?

確かに、穀物由来の食物繊維には、糖尿病予防の効果があることがわかってきています。その他、血液中のコレステロール改善作用、整腸効果など、多くの健康効果が明らかになっています。

 

オートミールは、オート麦をひき割り加工したもので、栄養豊富な外皮をのこして加工したものです。甘味が加わっていない製品が多く出回っていますので、糖尿病のある方でも利用可能です。

私はカップに入っていて、お湯を注げば食べられるタイプの商品を試してみましたが、なかなか良かったです。1カップ80Kcalでしたが、腹持ちがよかったです。

 

普段の生活では、まっ白なご飯やパンよりは、何か雑穀を混ぜて食べたほうが、血糖値の上昇が穏やかになります。

白米と混ぜて炊飯できる発芽玄米や、大麦を加工したもち麦、押し麦、雑穀米(黒米やもちあわ、大豆、アマランサス、もちきび、キヌア等々ブレンドされている商品)など、手軽に利用できる製品も多々、出回っています。

 

パンを食べる場合は、全粒粉パンや小麦胚芽パン、もち麦入りパン等が販売されています。

主食の炭水化物は、健康維持にはとても大切な栄養素です。少なすぎず、多すぎず、適量を上手に食べるようにしていきましょう。

 

食物繊維は、水に溶けるタイプ(水溶性)と溶けないタイプ(不溶性)があります。

大麦を加工したもち麦や押し麦は、この2つのタイプをバランス良く含んでいます。玄米は、水に溶けないタイプが多く含まれ、人によっては腸に刺激となり、排便回数が多くなったり、お腹がもたれるような違和感が出る場合があります。ご自分の身体にあった商品を選んでみてください。

 

管理栄養士 木村

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