こんにちは。管理栄養士の遠藤です。

東京は桜の季節もすぎて暖かくなってきましたね。

私自身、最近は散歩や自転車で外出することが多くなってきたのですが、皆さんも運動はされていますでしょうか？

 

糖尿病治療には食事療法・運動療法・薬物療法の三本柱があります。この三つの治療を続けていくことが大切になります。

 

糖尿病を改善させる運動には、有酸素運動とレジスタンス運動があります。また、有酸素運動とレジスタンス運動の併用はそれぞれの運動単独よりも効果的に糖尿病を改善させることも明らかになっています。

有酸素運動	ウォーキング・ジョギング・水泳などの運動。全身運動。
レジスタンス運動	腹筋、ダンベル、腕立て伏せ、スクワットなどのおもりや抵抗負荷に対して動作を行う運動。

 

頻度としては、ややきついと思う強度の運動を週2～3回は行うようにしましょう。できれば毎日が理想です！

1回につき20～60分、週150分以上行うことが推奨されています。

 

運動を行うタイミングとしては1日の中でどのタイミングで行っても良いですが、食後30分～1時間後の血糖値が上がったころに始めると食後の高血糖が改善されるのでおすすめです。

 

はじめは、遠くのスーパーに歩いて行ってみる、一駅前から歩いてみるなどでも良いですし、YouTubeにも沢山筋トレ動画もあるので自身で続けられる負荷のものを探してみるのも良いと思います。運動の習慣がない方は、まずは習慣づけることが大切です。

 

何から始めたらよいかわからない方はぜひこちらのブログも読んでみてくださいね。

ふだんの生活の中で運動を！ | さいしょ糖尿病クリニック (saisho-dc.jp)             

 

運動時の水分補給は、血糖コントロールが乱れやすくなるためスポーツドリンクではなく、水かお茶など甘くないものにしましょう。

 

暖かくなってきたこの時期が運動をするにはぴったりですので行動に移してみましょう！

糖尿病の合併症の状態によっては運動を制限しなくてはいけない場合もありますので激しい運動を行う際には一度主治医にご相談くださいね。

糖尿病療養指導士／管理栄養士　遠藤