甘い飲み物にご注意!
4月に入職しました、管理栄養士の赤羽と申します。これからよろしくお願い致します。
ここ数日、例年より暖かい日が続いていますね。
暑い日にはシュワッと爽やかな炭酸ジュースや果汁ジュースがより一層おいしく感じると思います。
また、脱水症予防として、スポーツドリンクを飲まれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、炭酸ジュースや果汁ジュースはもちろん、健康的に思えるスポーツドリンクには多くの砂糖を含みます。
脱水症対策等で飲まれる方も多い、あるスポーツドリンクには、500mlあたりの糖質が30g、
1杯15gの大さじで換算すると2杯分、
1本3gのスティックシュガーでは10本分に相当します。
飲み物の糖質は消化吸収が早く、急激に血糖値を上昇させます。
血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げる「インスリン」が過剰に分泌され、太りやすくなります。
習慣的にジュースを飲んでいると、血糖コントロールの改善は難しくなります。
糖質量はパッケージにある、「栄養成分表示」で確認することができます。
商品によって「100mlあたり」、「1本あたり」と用いられる「単位」は異なるので注意が必要です。
是非、購入時に確認してみて下さい。
糖質がより少ない商品を選択されたり、1日量を減らすことからでも構いません。
少しずつ「無糖飲料」に慣れていけると良いですね。
クリニックでは管理栄養士による栄養相談を実施しています。
ご希望の方はお気軽にお声かけ下さい。
管理栄養士/日本糖尿病療養指導士 赤羽