果物の適量はどのくらい?
10月に入職しました管理栄養士の高橋です。どうぞよろしくお願いいたします。
果物が美味しい季節となりました。みなさんは果物をいつ、どのくらい食べますか?果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれており、身体に良いイメージから好きな時に好きなだけ食べる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに大切なビタミン、ミネラルなどの補給源となるのですが、糖度が高いものもあり、血糖値の管理が必要な方は適量を知ることが大切です。
★血糖値の管理が必要な方の果物の適量は、1日に1単位(80kcal)程度です
<1単位の目安量>
みかん |
中2個(皮を含めて270g) |
りんご |
中1/2個(皮、芯を含めて180g) |
バナナ |
1本(皮、柄を含めて170g) |
キウイフルーツ |
中1個半(皮を含めて180g) |
<サイズの目安> 握りこぶし1個分相当
★果物の摂取が多くなりがちな例
①果物の重ね食べ
例)朝食:バナナ入りのヨーグルト(1年中の定番)+季節の果物
◎バナナを毎日食べたい場合は、季節の果物の量を少し減らしてみてはいかがでしょう。
②果物で水分補給
特にみかんは食べやすく、乾燥する秋冬は喉が渇く度にお水代わりに食べる方も…。
◎果物だけではなく温かいお茶や白湯で喉を潤しましょう。
③ふるさと納税などで注文した果物
ふるさと納税などで注文した果物を傷む前にせっせと食べている、ということはないですか。
◎注文する量を控え目にすることで、適量をもっと美味しく味わえるかもしれませんね。
さらに詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひ栄養相談をご利用くださいね。
参考『糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版』日本糖尿病学会 編・著
管理栄養士 高橋