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杉並中野糖尿病フォーラム

[2022.10.25]

本日開催された「杉並中野糖尿病フォーラム」において特別講演の座長を務め、杏林大学医学部腎臓・リウマチ膠原病内科教授 要伸也先生よりご講演を賜りました。要先生からは「CKDの病態と新たな治療戦略:腎専門医が考えるdapagliflozinのポジショニング」というタイトルで、慢性腎臓病(CKD)対策の現状、CKDの重症化予防のための治療のポイント、そしてCKD治療におけるSGLT2阻害薬の位置づけについて、最新のエビデンスや国内外のガイドラインを踏まえて分かりやすくお話し頂き、とても勉強になりました。特にCKDの進行は糸球体過剰濾過によるネフロンの“過労死”が原因であり、糸球体の過剰な負担を減らして保護すること(腎保護療法)が重要だというお話は、糖尿病における膵β細胞の”働き過ぎ”“過労死”の考え方とも共通する部分があり大変興味深く伺いました。明日からの診療につながるとても有意義な会となり、要先生はじめ世話人の先生方、関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。

20221025杉並中野糖尿病フォーラム 

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