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冬こそ、積極的な魚の摂取を!

[2022.01.11]

ビタミンDという栄養素を知っていますか?ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にする働きがあり、骨そしょう症予防には必須の栄養素です。食べ物から摂るほか、紫外線に当たることによって私たちの皮膚でも作られます。

近年、ビタミンDは、心臓の働きや免疫系などを助ける作用や、がんの予防効果があるとして注目が集まっています。

冬は、紫外線の量が少なく、さらに寒さで屋外への外出が減るため、血中ビタミンD濃度が低くなることが分かっています。ビタミンDは、魚介類が主な供給源になる一方、穀類、野菜、豆類など植物性の食品はほとんど供給源にならず、椎茸に少量含まれている程度の特殊な栄養素です。その為、魚を意識して食べるよう心がけないと、不足してしまうことがあります。

できれば週3~5回程度、魚を食べることが望ましいです。サバ缶やレトルトパックの焼き魚など、手軽に摂れる加工済みの食品も、積極的に利用していくと良いと思います。

管理栄養士/日本糖尿病療養指導士/産業カウンセラー 木村政美

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