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健康自己管理アプリ「シンクヘルス」を活用した栄養相談

[2023.03.18]

こんにちは。管理栄養士の木村です。

今回は当院で導入している健康自己管理アプリ「シンクヘルス」をご紹介します。

「シンクヘルス」は、デジタルヘルス企業H2(株)からリリースされている、

血糖値・血圧・体重・食事・運動などの記録を行う健康アプリです。

血糖測定器や体重計、血圧計などの医療機器と連携可能で、

測定すれば自動でアプリ上にデータ入力ができます。

 

当院では、「シンクヘルス」に入力されたデータを共有させていただき、

患者様、医師、看護師、管理栄養士等々がその記録を一緒に活用する

ことで、治療効果の向上に役立てています。

 

たとえば、栄養相談では、「シンクヘルス」に食事写真を登録していただくと、面談でお話を伺うだけでは分からない、都度の食事時間、食事内容や実際に食べている「量」や「質」がわかります。それにより、食事と体重との関連、色々な栄養素や塩分量の見積もりなどが可能となります。普段努力されているポイントや、具体的な改善点が多く発見できます。

飲酒量が多い方では、まず、飲んだお酒を写真に撮り飲酒日記として利用し、減酒が成功した方もいらっしゃいます。

 

また「シンクヘルス」は、1型糖尿病の方が、カーボカウントを実行する場合にも役立っています。食事写真から管理栄養士が糖質量を見積もったり、ご自身で、食品分類から食事を入力する機能を利用し、糖質量を計算する方もおられます。

連携できる血糖測定器やCGM、インスリンデバイスを利用すれば、血糖値、利用したインスリン量がアプリに自動入力され、カーボカウントが上手くいっているかどうかも、簡単にわかります。

 

糖尿病の方だけではなく、高血圧、脂質異常症、肥満症等、生活習慣病の改善にとても重宝されるアプリです。

是非、当院で効果を実感してください。

 

管理栄養士/日本糖尿病療養指導士 木村 政美

 

*H2(株)より

https://health2sync.com/ja/services/sync-health-app/

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