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ビアガーデン

[2022.06.04]

ビアガーデンの季節になりました。

 

最近、中野駅の改札の上には大きな垂れ幕でビアガーデンの広告がありインパクトがあります。そして、ビールの美味しい季節となりましたね。

 

今回は、ビールに関連付けて『尿酸値』についてです。ビールは尿酸値を上げやすいことはよく知られています。

健康診断などで「尿酸値が高い」と指摘されているけれども、症状がないから受診をせずそのまま…という方が中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

『尿酸値』と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?

まず『痛風』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態を「高尿酸血症」と言います。高尿酸血症が持続すると尿酸が結晶化し関節などに沈着することで、ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れ激烈な痛みを生じることがあり、「痛風発作」と呼ばれます。最近では30代の若い方にも多く発症がみられます。

また、高尿酸血症は生活習慣に密接に関わっていることが多く高血圧や糖・脂質代謝異常を併発しやすいとされています。これらによる腎障害から痛風腎を起こし、進行によっては人工透析が必要となるケースもあります。

 

心当たりのある方、まずは生活習慣を見直してみましょう。そして、医療機関の受診を勧められている方はぜひ受診をしましょう。

実は知らないと怖い病気ですが、適切な治療を行うことでより良い生活を送っていただきたいと思っております。

 

当院には管理栄養士も在籍しています。ビールだけでなくお料理など美味しく楽しめるよう栄養相談もお勧めしています。

 

看護師 櫻井

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