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院長ブログ/クリニック便り

たとえ通院間隔が空いてしまったとしても(2022.06.17更新)

糖尿病の治療には定期的な通院が必要…とわかってはいるけれど、お金もかかるし仕事を休んだり時間をつくって受診するのはなかなか大変なことですね。引越しや転職、健康診断を機に「今度はしっかりやろう」と思われる方も多いのではないかと思います。

厚生労働省の「事業場における治療と仕事の両立のためのガイドライン」では「就労世代(20 ~ 59歳)の『糖尿病が強く疑われる人』のうち、治療を受けていない者は42.4%にのぼる(平成29年)。治療を開始しなかったり、治療を中断したりすると、糖尿病の重症化や合併症を招く。これらを予防するためにも、定期的な通院による経過観察や治療を継続することが重要である」と記載されています(000609377.pdf (mhlw.go.jp)

私が実際にお話を伺った患者さんは、1年ほど治療を中断したのちに足のしびれが出たので再度受診されたのですが、医療機関から遠ざかっていた間に神経障害が進んでしまい、治療が奏功して中断前の状態に戻るまで2年以上の期間がかかったようでした。

病状にもよりますが、たとえ通院の期間が空いてしまったとしても、なるべく3か月以上は空けないようにする方がよいように思います(お薬を使った治療をされている方はお薬が途切れない方がよいです)。

そして、日々の生活を楽しいものにするために定期的に通院して、健康状態をチェックされることをおススメします。糖尿病患者さんに関わる医療スタッフは、しばらく受診されていない患者さんのことをいつも心配しています。たとえ通院の期間が空いてしまったとしても、いつでもお待ちしています。そして、これまで治療されていたところではないとしても「どこかの医療機関にはかかっていて欲しい」と願っています。

 

日本糖尿病療養指導士(看護師)和田幹子

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