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世界高血圧デー

[2022.05.17]

本日、5月17日は「世界高血圧デー」、世界中で高血圧について考える日です。また、高血圧予防のための減塩を社会全体で進めていくために、日本高血圧学会は毎月17日を「減塩の日」としています。

そして本日は「世界高血圧デーにエンレストを考える」と題する講演会が開催されました。オンラインで基調講演を拝聴した後、新宿・中野分科会として聖マリアンナ医科大学代謝・内分泌内科主任教授の曽根正勝先生より「糖尿病合併高血圧治療について」というタイトルでご講演を頂きました。

エンレスト(サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)は、我々の体の中にあるANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)をはじめとした降圧ホルモンの働きを高めるとともにレニンアンギオテンシン系の昇圧ホルモンの働きを抑えることで降圧効果を発揮する新しい作用機序の高血圧治療薬であり、すでに心不全の治療薬としても使用されています。本日の講演会を拝聴して、エンレストという新しい高血圧治療薬の特徴について理解を深めることができたとともに、高血圧治療の選択肢が増えたことで、個々の患者さんの病態に即したよりきめの細かい高血圧治療が可能となったことを実感しました。また、改めて高血圧の予防や治療における減塩の重要性を考えるとてもよい機会ともなりました。

皆さまもぜひ、毎月17日の「減塩の日」には減塩、うす味を意識してみてください。

世界糖尿病デーにエンレストを考える 

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